不動産登記を自分で行った時と司法書士へ依頼した時のメリット
不動産登記は司法書士などの専門家に依頼することができますが、場合によっては自分で行うことも可能です。
どちらにするか選ぶにあたって、それぞれの方法にどのようなメリットがあるのか知っておくことは大切です。
この記事では、不動産登記を自分で行った時と司法書士へ依頼した時のメリットについて解説していきます。
不動産登記について
不動産登記とは、不動産に関する権利関係を一般に公示する制度のことを指します。
不動産登記においては権利関係が登記簿と呼ばれるものに書き込まれるため、誰に対しても権利関係が一目瞭然になるようになっており、取引の安全を保護することに役立ちます。
登記には他にもさまざまな種類がありますが、不動産登記では特に、所有者の情報や抵当権などの担保権が設定されているか否かなどが記載されます。
また、登記を怠ってしまった場合、他人に権利を対抗することができず、自己の権利が侵害されてしまうおそれがあります。
自分でやるときと、司法書士に依頼するときのそれぞれのメリット
不動産登記を自分で行った時のメリットとして、費用を節約することができることが挙げられます。
司法書士に依頼を行った場合には専門家報酬が発生しますが、登記を自分で行うことによって、この費用をかからなくすることが可能です。
もっとも、登録免許税や各種書類の取得費用などの実費については、自分で登記をした場合でもかかるので注意が必要です。
司法書士へ依頼した時のメリットとしては、手間を省くことができるというものが挙げられます。
自分で登記を行うと、申請書を様式に従って不備のないように作成したり、戸籍謄本などの書類を収集するために役所に何度も足を運んだりと、多大な手間や時間がかかってしまう場合が多いです。
これを全て司法書士に任せてしまうことで、時間や労力を大幅に節約できます。
また、登記漏れを防ぐことができるというのも、司法書士に依頼する大きなメリットの一つです。
登記漏れとは、本来登記を行うべき物件について、登記ができていない状態を指します。
建物そのものについて登記漏れが起こることは少ないですが、一軒家に付属した私道や集合住宅の共有部における持分などについては特に登記漏れが起こりやすくなっています。
登記漏れがあると、売却や担保権設定の際に支障を生むことがあります。
もっとも、専門家である司法書士に依頼することで、このような登記漏れのリスクを抑えることが可能です。
司法書士はたくさんの不動産登記を扱っているため、登記漏れの起こりやすい箇所について正確に把握し、漏れのない登記を行うことができます。
不動産登記はすどう司法書士事務所におまかせください
不動産登記を自分で行うと費用の節約をすることができますが、司法書士に依頼することにもさまざまなメリットがあり、安心して手間なく不動産登記を行うことができます。
そのため、専門家である司法書士に依頼することをおすすめします。
すどう司法書士事務所では、不動産登記に関するご相談を承っています。
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